『人生の危機を乗り越える為』のLogotherapy勉強会

~未来はあなたによって生み出される~

最後まで実現しうる尊い価値【態度価値】


すべての自由が奪われ、なんの楽しみもない状況の中でも、最後まで実現しうる価値として
≪態度価値≫という概念を提唱する。
フランクルはアウシュビッツの中で人間らしい尊厳のある態度をとり続けた人たちが
いたことを記録している。 マキシミリアン・コルベ神父の話もその一つ。
(聖母の騎士社発行「アウシュビッツの聖者コルベ神父」)

人生というチェスは必ずしも勝つことを望んではいない。
だが、途中で投げ出すことなく、最後までゲームをやり抜くことを望んでいる。

人は自分の中の愛を目覚めさせてくれる人を愛する
相手の中にロゴスを見、愛の中に本当の自分を発見する。
それこそが本物の愛

【妻テイリーとの出会い】

二人が昼食を楽しもうとしていた時、フランクルは急患の手術に呼び出された。
二時間後帰ってきたフランクルにテイリーは「手術どうだった。患者さんはの具合はどう?」という言葉で迎えた。
その瞬間フランクルはこの人を妻にしようと決めたという。

辛い強制収容所生活で、フランクルの生きる支えになったのは、自分の苦しみを捧げることで、テイリーが生き延びてくれるようにという思いだった

   

【苦しむべき苦しみに向き合うこと】    

まっとうに苦しむことは、それだけで、精神的に何事かを成し遂げることだ。現代は苦悩や困難から常に逃れようと図る。その為に正しい人生の意味にたどり着くことが出来ずにいる。
   

   

【過去の記憶に縛られてはいけない】    

過去は常に《よりよい未来を作るための豊かな素材》として役立たせるだけで良い。
人は各瞬間に多くの可能性の中から一つを選び、それを実現して過去の領域に送るという作業を続けて生きているのだから

【人生の期待にこたえるために】    

自分の人生を自分の力で引き受け、逃げずに背負い続けることでしか、その期待に副うことはできない。
それぞれの人が毎日行う行動の積み重ねこそが「生きがい」なのである。

トピックス

フランクルの著書

夜と霧
強制収容所の中で見た人間の本質。




死と愛
ロゴセラピーについての論文。




   

それでも人生にイエスという
辛い人生をも肯定する力




人間とは何か
ロゴセラピーについての論文。




更新履歴

新装 2017/05/01
改装 2017/05/15
更新 2017/08/27
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