目指している、ふつうな、特別な明日
藤のホームページ冬は一年中でもっとも星空がきれいな季節です。その理由は、1.明るい一等星が多いこと、2.さまざまな色の星が見えること、3.オリオン大星雲やすばるなど、肉眼でも見える星雲や星団があることなどです。さらに、日没が早いので19時ごろからもう夜空が暗く、また上空の空気の流れが強いので星がキラキラとまたたいていたりと、ほかの季節にくらべて、より星空の印象が強い季節でもあります。では冬の星座をさがしてみましょう
写真 探すのに目印となるベテルギウスとシリウス、プロキオンを結んだ大三角形
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MITSUKO
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オリオン座 Orion (ベテルグウス)
冬を代表する星座の1つであるオリオン座は、狩人オリオンの雄大な姿を現した星座です。きれいに並んだ三つの星や、M42オリオン大星雲をはじめとする数多くの星雲や星団がある事でも知られています。
ギリシャ神話では、海の神ポセイドンの息子オリオンは、美しく力も強く、どんな猛獣でも仕留めることができた狩人でした。月と狩の女神アルテミスと恋に落ち、幸せに暮していましたが、気性が強く、いつも自分が一番強いと自慢していました。神々はこれに怒って、オリオンを殺すために1匹のさそりをつかわしました。さそりは猛毒のある針でオリオンの足をさし、さすがのオリオンもさそりの毒には勝てず死んでしまいました。
おおいぬ座 Canis Major (シリウス)
おおいぬ座は、猟犬の姿を現した星座です。冬の夜空で、ひときわ青白く輝く星、おおいぬ座の口元にあるシリウスは、マイナス1.5等星で、星々の中では最も明るく、古代には神としてもあがめられました。
ギリシャ神話では、オリオンが連れていた猟犬とも、英雄アクタイオンがつれていた犬ともいわれています
こいぬ座 Canis Minor (プロキオン)
こいぬ座はアクトイオンという猟師と猟犬との物語です。このアクタイオンは猟犬と共に狩りに出かけている時に、女神アルテミスの水浴びを目撃してしまい、見られたことに怒ったアルテムスがアクタイオンを鹿にしてしまいました。この鹿にされてしまったことを知らないアクタイオンの猟犬は、誤って自分の獲物と勘違いして姿を変えられた「アクタイオン(鹿)」を噛み殺してしまいました。
このことを悼んだゼウスが猟犬を天に昇らせてこいぬ座にしたとされています。ギリシャ神話では、狩人オリオンが連れていた猟犬とも言われています。
一角獣座、Monoceros
一角獣は、額の中央に一本の角が生えた馬に似た伝説の生き物で、性質は非常に獰猛で、処女の懐に
抱かれて初めて大人しくなるとされています。その姿は、ライオンの尾、牡ヤギのアゴヒゲ、二つに
割れた蹄を持ち、額の中央に一本の長く鋭く尖った螺旋状の角を持つ、紺色の目をした白い馬の姿
で描かれる伝説の動物です。その角には蛇などの毒で汚された水を清める力があり、水と関係の深
い象徴となっています。冬の大三角の真中という目立つ場所にありますが、4等星がいくつかあるだけ
で見にくい星座です
うさぎ座 Lepus
うさぎ座は、オリオン座の狩人オリオンの足許を逃げ回るうさぎの姿を現した星座です。3~4等星の暗い星が四変形(台形)のように並んだ小さな星座です。
ギリシャ神話では、気性の荒いオリオンに優しい心を持たせるために、神がうさぎをつかわしました。しかし、オリオンはこのうさぎを踏みつぶしてしまったため、神が哀れみ星座にしたと言われています
おうし座 Taurus
おうし座は、狩人オリオンに襲いかかる大きな2本の角を持った牡牛の上半身の姿を現した星座です。おうし座には、日本では「すばる」と呼ばれている姿を見ることができます。
ギリシャ神話では、大神ゼウスがフエニキア王の一人娘エウロパをさうとおきに変身した牡牛の姿と言われています
ぎょうしゃ座 Auriga
将棋の駒のような五角形の形をしたぎょうしゃ座は、ヤギを抱き馬車をあやつる王の姿を現した星座です。天の川の中にあり、明るい1等星カペラが美しい星座です。周囲にはM36,M37、M38などの散開星団を見ることができます。
ギリシャ神話では、アテネ3代目の王となったエリクトニウスの姿とされています。エリクトニニウス馬車を連ねた戦車を使って活躍したといわれています
ふたご座 Gemini
ふたご座は、二人の男の子が並んだ姿を表した星座です。おうし座の角の先に2つの明るい星が仲良くならんだ細長い六角形の形をした星座で、二人の頭の部分にあたる星が、カルトルとポルックスです。ギリシャ神話には、大神ゼウスとスパルタ王妃レタの間に4人の子供が生まれ、二人は男の子で、カストルとポルックスと名付けられました。カストルは普通の人間でしたが、ポルックスはゼウスの血を引き不死身の体を
持っていました。二人はとても仲良く、勇者へと成長しました。ある戦いの最中、カストルは敵の矢に当たり死んでしましまた。ポルックスも傷を負いましたが、不死身なので死ぬことはなく、カストルだけが死んでしまったことをとても悲しみました。大神ゼウスはこの二人がいつも一緒に居られるように、ふたご座として天の星座にしました。
エリダヌス座 Eridanus
エリダヌス座は、星座にはめずらしい川の名前が付いた星座です。オリオン座の足下、1等星リゲル近くから流れ出し、大きく左右に蛇行しながら地平線に消えてしまいます。
ギリシャ神話では、音楽の神アポロンの息子ファエトンが、太陽の馬車を走らせている時に、誤って転落して命を落としたのがエリダヌス川と言われています
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